Snapでは、常にプライバシー、安全性、透明性を第一に考えて運営しています。 コミュニティのすべてのメンバーを保護し、10代のSnapchatユーザー向けに追加の安全対策を実施します。 当社が長年守ってきた価値観は欧州連合のデジタルサービス法（DSA）の原則に沿ったものであり、安全なオンライン環境を作り出すという目標を共有しています。
8月25日までにDSA要件を満たしていることを保証し、欧州連合（EU）内のSnapchatユーザー向けに以下のようなアップデートを実施しています。
1. Snapchatユーザー自ら表示されるコンテンツを制御できる機能の実装。
Snapchatは、まず第一にビジュアルメッセージングプラットフォームなのです。 Snapchatには、多くのオーディエンスに届く可能性のある公共コンテンツを表示する場所が2つあります。ストーリータブのディスカバーセクションとスポットライトタブです。 これらのセクションに表示されるコンテンツは視聴者に合わせてパーソナライズされ、関連するコンテンツを体験できることを保証します。 どのコンテンツがコミュニティに表示される資格があるかについて透明性を保ちます。また、推奨されるにふさわしいコンテンツについて高い基準を設定します。
DSA対応の一環として、EU内のすべてのSnapchatユーザーが、コンテンツがなぜ彼らに表示されるのかをよりよく理解し、パーソナライズされたディスカバーとスポットライトのコンテンツ体験からオプトアウトできる機能を持つようになります。 Snapchatにおけるパーソナライズ機能の仕組みについて説明する簡単なガイドを開発しました。
2. コンテンツまたはアカウントの削除に関する新しい通知と不服申し立てプロセス
当社には厳格なコミュニティガイドラインを設定しており、Snapchatを利用する際には従うことをSnapchatユーザー全員に対し要求しています。 誰でも簡単に、アプリ内またはオンラインの報告ツールを通じて、これらのガイドラインに違反していると思われるコンテンツまたはアカウントを報告できます。
今後、当社はユーザーに対しアカウントと特定のコンテンツが削除された理由に関する情報を通知し、またユーザーは決定に対する不服の申し立てが容易にできるようになります。 これらの機能は、全世界のコミュニティに展開される前に、EUのSnapchatユーザーに数か月先行して提供されます。
DSAの一環として、当社は欧州委員会の透明性APIへの統合も構築しています。これにより、EUベースのアカウントまたはコンテンツについて行われた執行決定に関する特定の情報を提供します。
3. 広告を更新
今月初めに発表したように、EUと英国のSnapchatユーザー向けの広告をアップデートしています。変更・改善される要素は以下になります。
EUと英国の13～17歳のSnapchatユーザーに対するパーソナライズ広告の制限 - 広告主はほとんどのターゲティングと最適化ツールを、18歳未満のEUと英国のSnapchatユーザーの広告をパーソナライズすることを目的として利用することはできなくなります。現在、これらのSnapchatユーザーへの広告のパーソナライズは、言語設定、年齢、位置情報などの基本的な情報に限定されます。
EUの18歳以上のSnapchatユーザーに新しいレベルの広告の透明性とコントロールを提供 - 「この広告が表示される理由」をタップすることで、EUのSnapchatユーザーは広告が表示される理由について詳細がわかるようになり、また、表示される広告のパーソナライズを制限できるようになります。 これは、広告メニューでいくつかのタイプの広告を非表示にしたり、Snapchatユーザーに割り当てられたSnapのライフスタイル関心カテゴリを編集したりする機能など、以前から存在した広告コントロール機能に加わる形で利用可能になります。
EU向けターゲット広告のライブラリを作成 - このデジタルライブラリでは、誰もがEU内Snapchatユーザーに表示される広告を検索でき、広告主は誰か、クリエイティブのビジュアル、キャンペーンの長さ、EU加盟国によるインプレッションの分析、適用されるターゲティングに関する情報などの有料広告キャンペーンの詳細を見ることができます。
4. コンプライアンスへの注力
DSAに準拠しつづけることを保証するために、当社はDSAコンプライアンスオフィサーを任命し、DSA要件を監督し、企業の複数の部署にまたがってコンプライアンスを監視します。
基本的に、企業が正しいことをし、製品やプラットフォームに責任を持つためには、規則に勝るものはないと考えています
そのため、当社はプラットフォームと機能の構築方法について、常に安全性とプライバシーをデザインアプローチに取り入れてきました。また、ユーザーが安全につながり、視覚的に表現し、一緒に楽しむことができるプラットフォームになることを約束しています。