スナップの保存を提供するウェブサイトがデータベース侵害にあったことにより、過去数日間、APIおよび第三者アプリケーションに関する質問に対応してきました。ありがたいことに、サービスプロバイダーはSnapchatが侵害されたことがないことを認めてくれましたが、こうした第三者アプリケーションがコミュニティにもたらす残念な脅威について、くりかえしお話しする機会として利用したいと思います。
第三者アプリケーションとは、Snapchat APIにアクセスするアプリのことですが、私たちが構築および保守しているものではありません。Snapchatの人気とコミュニティの規模を考えると、ユーザーに追加サービスを提供しようと、小規模のアプリメーカーが現れたことは不思議ではありません。残念ながら、これらのアプリはたいていSnapchatのログイン情報を要求し、それらを使用してスナップを送受信し、アカウント情報にアクセスしようとします。
ログイン情報を第三者アプリケーションに渡すことによって、犯罪者の可能性がある開発者がアカウント情報にアクセスし、あなたに代わって情報を送信することができるようになってしまうのです。
オープンで信頼できる第三者アプリケーションエコシステムを構築するには、時間と多くの人材が必要です。そのため、公開APIを開発者に提供しておらず、サービス提供に使用するためのプライベートAPIへのアクセスを禁止しています。勘違いしないでいただきたいのは、Snapchatプラットフォームの開発に興味を持っていただくことを嬉しく思っていますが、間違いのないように時間をかけたいのです。それまでは、私たちのものではないSnapchatサービスの提供を主張するアプリケーションは、利用規約に違反しており、信頼できないものであるということです。
Snapchatは、フレンドとスナップをシェアするための楽しい場所です。コミュニティの安全性を保つには、セキュリティ対策と常識を守ることが最善の手段です。AppleおよびGoogleに私たちのAPIにアクセスする第三者アプリケーションを削除するよう依頼し、Snapchatのセキュリティ改善に引き続き取り組んでいきます。第三者アプリケーションの使用を避けるよう、ご協力ください。